ぼっちのブログ

シニアだって色々したい。

本の紹介「水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない 」

水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない


認知症の正体は脱水!?


確かにお年寄りの方は水を飲まない


家にいながら脱水症状を起こすことがある


これから夏に向かい暑いが続きます


つねに保水は必要です。。





レビュー


読んでいて、本書が信頼できるかなと思えるのは、現場に近いところで考えていること、
実際に現場で試していること、十分な改善がみられることだ。
水をたくさん飲めば(過不足ない量)、全ての認知症が無くなるとも言ってはいない。


当たり前の事が当たり前に出来ているか確認しているだけ、
なのだが、
それで大半は解決するという、著者の指摘だ。


例えばパソコンなどの問合せで、一番多い解決方法は、
電源が抜けていないかの確認、配線の抜き差しを再確認することだ、
というのに似ている。


聞くまでもないと思っていることが、一番できていなかったりする。
大の大人に、水飲んでますか? と聞くのは、非常に抵抗がある。


( 逆説的だが、水を飲まないと、成人でも発言がおかしくなることが、
 一般的に知られると、「水を飲んでますか」と聞くことは、
 相手をバカにしたことになったりして)


生きる事への基本に忠実であるかどうか、老後に再確認するというのは、
面白いと思う。年を取ると子どもに戻るという言い方もあるが、
水から始まるというのは、哲学的でも有り、実際効果があるというのだがら、
愉快だ。


水の不足は、認知症として、老人への影響が大きい。
同様に、働き盛りの成人にも、多かれ少なかれ、
認知症に近いような症状が、出ているかもしれない。


そう考えると、認知症を改善する方法論から学ぶ、生活改善法という
位置付けで、誰が読んでも有効な一冊とも言えるのではないか。