三丁目の角にタバコ屋さんがある。

となりには小さな駄菓子屋さんがありました。

あっくんか100円玉を握りしめて

そこの駄菓子屋さんでいつものおやつを買おうと向かった。

息を切らせ店に入るといつものお菓子に手をのばした、

と、当時に白い柔らかい手が触れた。

｢あっゴメン(>_<)｣

よく見るとクラスのアケミチャンだった。

同じクラスだけど話した事がなかった。

その時彼女が｢どうぞ｣って譲ってくれた。

ニッコリ笑う笑顔に

あっくんは顔が真っ赤になり、代金を払うと何も言わずサッと出て行った。

恥ずかし屋のあっくんですね。

子供って誰もがとても無邪気で純粋です。大人になるとこうも変わってしまうものなのか不思議だ。あっくんはもちろん私だ。内気で引っ込み思案でおっちょこちょいなのだ。歳を重ねてもそう変わっていないようだ。いつだったか同級会で何十年ぶりにクラスの仲間と再会して｢⚪⚪くん｣と声をかけらる。こちらから👀とおばさんやおじさんにしか見えない。子供の頃の顔と結びつかないのに。まったく不思議だ。皆さんも経験ないですか？